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ディレクターレター #001

こんにちは。「トライブナイン」ディレクターの副島です。

まずはじめに、アニメ「トライブナイン」から本作を応援いただいている皆様には、ゲーム開発の発表から大変長い期間お待たせしてしまい、申し訳ありませんでした!

開発も進み、装いも新たになった見知ったキャラクターや、ゲーム「トライブナイン」で初めて登場するキャラクター、また、「野球どこいった?」と困惑されるくらい変貌してしまったネオトーキョーなど…、ようやく形になった情報をお届けすることができるようになりました。

今回はディレクターレターと称しまして、先日公開されました「ゲームプレイトレーラー シナガワ篇」の内容に補足する形で、近日開催予定の「死遊テスト」についてもう少し踏み込んだ情報をお届けできればと思っています。

まだ「死遊テスト」に応募されていない方がいらっしゃいましたら、下記より7/31まで応募が可能ですので、Steamウィッシュリストへの登録と合わせて、是非ご応募いただけますと幸いです!

βテスト応募サイト

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アニメ「トライブナイン」との関連について

アニメ「トライブナイン」では、野球によく似たこの世界独自のスポーツ『エクストリーム・ベースボール』、通称『XB』を知らない少年「ハル」が、XBと、XBを愛する青年「神谷」と出会い、様々なトライブとXB勝負を繰り広げ、やがてネオトーキョーの覇権をめぐる大勝負に臨んでいく…、という物語が描かれました。

XBとは、この世界における「司法」に代替するようなシステムであり、暴力の代わりに物事を決定づける、ネオトーキョー国民にとって最も大切なルールになります。

ゲーム「トライブナイン」の舞台は、そんなハルたちによるXBでの戦いが描かれたその後、2年ほどの歳月を経たネオトーキョーです。

本作の主人公「黒中曜」は、とある理由で記憶を失っているため、XBがなんなのか、ネオトーキョーとはどんな国なのかなどがまったく分からず、いわばプレイヤーの皆さんと同じ目線で物語が始まります。物語を通してこの世界の成り立ちは順を追って説明されていきますので、アニメを視聴されていない方も安心してお楽しみいただけます。

また、その過程で、2年の間にネオトーキョーに何が起きたのかも、断片的にですが徐々に明かされていくことになります。

あいつとあいつはアニメのラストシーンの後どうなったのか、など、気になることがたくさんある!という方もいらっしゃると思いますが、各キャラクターのバックボーンはアニメから地続きで一切変更なく、「ハルたちの戦いがあっての現在」として物語は描かれていきますので、実際のゲームプレイや続報をお待ちいただければと思います。

ネオトーキョーでの冒険について

さて、今回の「死遊テスト」では、物語の導入となる「0章」と、曜たちが最初に攻略することになる「シナガワシティ」を舞台にした「1章」をお楽しみいただく予定です。

シナガワシティは企業戦士たちが日夜働き続ける近代的な構造のシティです。先進的なビル街をはじめ、古い倉庫が立ち並ぶ郊外、打ち捨てられた研究所など、様々なロケーションが用意されています。

プレイヤーは、これらの様々なロケーションを実際にキャラクターを操作して歩き回り、目的地へ到達することで物語を進行させていきます。

探索するエリアには育成アイテムや報酬が入った宝箱、そのシティの住人のほかに、敵対する存在も闊歩しています。本作ではシンボルエンカウントを採用しており、こういった敵対する存在と接触すると、3Dのバトルシステムへスムーズに移行するようになっています。

また、ちょっとした便利機能として、エンカウント時、複数のシンボルが周囲にいた場合は、それらを一気にまとめてエンカウントすることができます。ただし、まとめて一掃できるチャンスがある反面、状況を持ち越してのバトルになるため、敵を巻き込みすぎると思わぬピンチが訪れてしまうかもしれません。

「トライブナイン」は今回の死遊テストがそうであるように、PCプラットフォームでお楽しみいただけることを強く意識して開発していますが、一方で、当初発表していたようにモバイルでも遊んでいただけるよう同時進行で開発を行っています。タッチパネルでの操作でも快適に遊んでいただけるよう、UIについてはPC版、モバイル版でそれぞれ最適化を行っていますので、正式サービスでモバイル版でのプレイを検討されている方もご安心ください。

バトルについて

本作ではかつて世界の秩序を保っていた「XB」がとある理由で封じられており、曜たちは身に迫る脅威に、仲間と協力して暴力で対応せざるを得ない状況になっています。

今回のトライブナインでは「苦境に立ち向かう少年少女を描く」ことをひとつのテーマとしており、そのため、行く先々で全滅の危機に瀕しながら、創意工夫を凝らして難敵を乗り越えていただけるような「ギリギリ乗り越えられる理不尽さ」を実感いただけるバトルを目指し、鋭意開発・調整を行っています。

トライブナインのバトルには、「テンション」というプレイヤーと敵の士気を示すゲージが備わっており、敵の士気が最大まで溜まると、なりふり構わない攻撃でプレイヤーを追い詰めてきます。一体一体のアクションは比較的回避しやすいですが、ひとたびテンションが危険域に達すると、凄まじい猛攻で袋叩きにあってしまうでしょう。

そういった危機に陥らないために、プレイヤーは敵の攻撃を対処するうえで、敵の攻撃に合わせて回避の無敵時間を利用する「ジャスト回避」や、特定のキャラが持つ攻撃の出だしをぶつけ攻撃を相殺する「パリィ」を駆使し、有利を取りつつ素早く撃破していく必要があります。

ただ一方で、複雑なアクションや激しいトライ&エラーに苦手意識をお持ちのプレイヤーもいる事と思います。今回はそういった方にも安心してお楽しみいただける要素を2点ほど、紹介します。

仲間との共闘バトル

トライブナインのアクションバトルは、パーティに編成した仲間が全員同時にフィールドに出場し、プレイヤーと、AIで動作する仲間二人、計3人でリアルタイムで協力して戦うことができます。

キャラクターにはそれぞれ得意とする役割があり、大きく「敵を倒す能力に長けたキャラクター」「仲間を回復・サポートすることに長けたキャラクター」「敵をひきつけ、攻撃を耐え忍ぶことに長けたキャラクター」に分類されてます。 そのため、激しいアクションが苦手なプレイヤーは、あえてサポートが得意なキャラクターであったり、遠くからの援護射撃を得意とするキャラクターを操作することで、敵とのやりとりを仲間に任せる、といったプレイングも可能となっています。

また、これらのキャラクターの役割はカスタマイズが可能となっており、攻撃に特化させるか、サポートに特化させるかなどを、プレイヤーのお手持ちのキャラクターの相性に合わせ調整できるシステムも用意しています。

テンションカード

バトルにはこのほかに、戦況を大きく左右する『テンションカード』というシステムがあります。

これはパーティに対して最大5枚までセット可能な装備品で、それぞれのカードには条件が設定されており、それらを満たすことで、大きな効果を得られるものとなっています。例えば敵の攻撃に合わせ回避アクションをとることが上手いプレイヤーであれば、「ジャスト回避を行うと周囲の時間がゆっくりになる」といったように、「バトルのルール」をご自身でカスタマイズできる、という思想のシステムです。

ゲーム開始時獲得できるカードのひとつに、『クイックプレー』という「敵の攻撃を自動で回避してくれる」カードがあります。

こちらのカードを装備することで、アクションが苦手な方でも、ほとんどの攻撃をキャラクターが自動で回避してくれるようになります。

あまりにも連続してカードの効果が発動すると、一定時間自動回避が発動しなくなる、というデメリットはありますが、とっさの判断であったり、タイミングを見極めるのが苦手、というくらいであれば、ほぼ常時効果を発揮してくれるカードですので、是非採用してみてください!

バトルではこのほかにも、仲間との連携攻撃である「チェインスキル」や、キャラクターごとに全く異なるメカニクスを表現した「ギミックゲージ」など、様々な仕掛けを用意しています。

これらについても続報として、こういった形でご紹介できればと考えていますのでお楽しみに!

プレイアブルキャラクターについて

先日公開した『ゲームプレイトレーラーシナガワ篇』にて、死遊テストでプレイアブルとなるキャラクターを一挙に紹介させていただきました。

今回試遊テストで触れていただけるキャラクターは、以下の13キャラです。どのキャラクターも、性格はもちろんのこと、使用する武器やアクションの手触りも全くことなる「クセの強い」メンバーとなっています。

また、死遊テストではまだ未実装となるキャラクターも含め、より細かいプロフィールについては随時、公式Xにて情報を発信していきますので、是非フォローのほど、よろしくお願いいたします!

そして、プレイヤーの皆様が気にされているところかと思いますのでご紹介しますと、キャラクターは『ガチャ』から獲得することになります。

ガチャからはキャラクターのほか、先ほどご紹介したテンションカードも排出されます。今回の死遊テストでは課金による決済が行えないバージョンですので、ゲーム開始時、および、日々の運営からのメール、というかたちで、ガチャを引くためのゲーム内通貨を配布させていただく予定です。 また、テンションカードについては、バトルの戦術に大きく影響を与えるものになるため、ガチャからの獲得以外にも、ゲーム内で特定の手続きでしか入手できないカードを開発しています。死遊テストではまだアクセスできないシティ内施設でのコンテンツです。こちらは正式リリースを楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

XBについて

さて、本日最後にご紹介するのは、トライブナインの顔ともいえるXBです。

まずはじめに、XBについてお詫びしなければならないこととして、我々は当初、ゲームを実際遊んでいただいた方々に向け、半ばサプライズのような形でXBを登場させることを計画していました。そのため、1stトレイラーや、お届けした情報内に、あまりXBの描写が含まれないようにしていたのですが、我々が想定していた以上に、「XBはどうなったんだ」と心配されるお声を多くいただくことになってしまいました。誤解を招く情報開示の仕方であったとチーム一同反省しております。申し訳ありません。

そして、XBはゲームシステムとしてしっかり開発していますので、ご安心いただければと思います。

XBは本作における「超大ボス戦」として、曜たちの冒険のクライマックスで登場する特殊なバトルシステムです。

通常はアクションによるバトルを行いますが、最終決戦においては、XBという形でコマンドバトルに切り替わる、とイメージしていただくといいのかも…しれません。

XBはあまり複雑なシステムにせず、なるべく今までの冒険体験から地続きに遊んでいただけるよう、かなり要素を整理して開発を進めてきました。プレイヤーの皆様が混乱しないよう、パッションで曜たちと一体感を持って決着をつけられるゲームシステムとなっていますので、気楽に楽しんでいただければと思います。

最後に

長くなってしまいましたが、今回のディレクターレターは以上です。

まず、今回、こうして皆様にゲーム「トライブナイン」の情報をお届けできる日がきたことを、チーム一同大変嬉しく思っています。

自信をもって楽しんでいただけるよう、今日に至るまで、原案の小高さんはじめトゥーキョーゲームスさんと協力し、「ハチャメチャ」なネオトーキョーを形にするべく、会社の垣根をこえて「チームトライブナイン」として開発を進めてまいりました。

死遊テストにあたっては、皆様へご不便をおかけしてしまったり、お叱りをいただくような至らない面を多々お見せしてしまうかもしれません。今回の死遊テストで頂戴したフィードバック、反省を踏まえ、正式サービスに向け、トライブナインというゲームを、より皆様が楽しんでいただけるものにできるよう、引き続き全力で開発に取り組んでまいりますので、是非、死遊テストへのご応募、並びにウィッシュリストへご登録いただけますと、チーム一同大変はげみになります。なにとぞ、よろしくお願いいたします。

まずは短い間となりますが、ネオトーキョーで皆様とお会いできる日を楽しみにしています!

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